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経営に強いIT部長のブログ

2018/09/15 IoT 生産性向上のためにシステムの自動化を進める

ITシステムは連携できるということをご存知でしょうか。

例えば、企業内で活用している会計システムに、
銀行やクレジットカードの入出金明細を手入力しているということがあります。

この場合、
銀行やクレジットカードの入出金明細をCSVファイルや
特定のファイル形式で保存して、会計システムに取り込むことができます。

同様に販売管理システムで入力した売上や入金のデータを、
会計システムに取り込むということができます。

ITシステムの連携で
すでに存在するデータや入力されたデータを活用し、
二重入力を削減することができます。

近年企業内では、インターネット上に公開されてるクラウドサービスを使うことが多いでしょう。

システムの連携という点では、これらのサービス同士も連携が可能です。

具体的には、「IFTTT」というサービスがあります。

例えば、
・twitterでツイートした内容Evernoteに保存する
・特定のGoogle スプレッドシートの情報が更新されたら、
Lineグループにメッセージを流す
といったことを自動的に行うことができます

私が現在使っているサービスは、
「特定の人か送ってきたGmailの添付ファイルをDropboxに保存する」
というサービスです。

具体的な活用は、ある協会から送られてきた添付ファイルを、
一括して特定のホルダーに保存し見失わないようにする
という使い方をしています。

企業でも同様のことがあるでしょう。

例えば、
請求書が特定のメールアドレスから添付ファイルとして送られてくる場合、
ファイルを特定のフォルダに置くという作業を自動的に行うことができます。

一つ一つの作業は、1分もかからない作業かもしれません。
それが10社や20社になってくると積み重なった時間を削減できるのは非常に有効なことです。

このようなサービスは有効と認識されたのでしょう。

マイクロソフト社が、MS Flowという同様のサービスを提供し始めました。

今後はこの連携という分野も非常に活発になり
便利になってくると思われます。