DX は変革です。
先日、IoTのセミナーを行いました。
IoTを進めることで社内に変革の種を作り、全体的にDXを進めると言う話です。
具体的なIoTのツールはソニー製のMESHと言う学習ブロックをよく使って話をしています。
(これはコラムの別の回でも取り上げたことがあります)
他にもたくさんツールがあるのですが、今回はobnizと言うツールをご紹介します。
obniz紹介サイト
→ https://obniz.com/ja/
これには、回路基盤むき出しのボードや、コンセントに直接差し込むものなど、いくつかの種類があります。
このサイトの紹介文には、
「ハードウェアや回路の知識がなくても、JavaScriptであらゆるモノの操作や制御を行うことができるIoTの入門に最適なコントロールボードです。」
「BLEデバイスを手軽にIoT化。BLEに対応したセンサー/デバイスと組み合わせ、位置情報の取得・環境管理・みまもりなど、さまざまなIoTサービスの構築・運用を可能にするobnizのIoTゲートウェイです。」
など記載されています。
私はいずれも購入し試してみました。
IoTは、
モノやコト→センサー→IoTデバイス→ネットワーク→クラウド→分析や制御
という組み合わせが必要です。
今回は、
モノやコト =温度と湿度
センサー =以前購入したOMRONの環境デバイス
IoTデバイス = obniz
ネットワーク = 事務所のWiFi
クラウド = Google スプレッドシート
分析や制御 = 事務所の温度管理
の組み合わせで試しました。
結果は良好です。
このデバイスのすばらしいところは、いろいろなセンサーに接続するためのサンプルアプリケーションが用意されています。
このサンプルアプリケーションをクラウドで実行させることで、手元に置いているIoTデバイスを操作できます。
かなり不思議な感覚です。
IoTでデータを収集するには、上記のそれぞれを接続するための設定やプログラミング等が必要です。
これらが1つのクラウドで集中できると言うのは開発者にとって、開発効率が非常に高いと感じます。
一方、少しJavascriptの知識が必要ですので、プログラム言語を見ただけで嫌気がさしてしまう場合は、使えないかもしれません。
ただ、特殊な開発環境ではなく、クラウドと開発環境が1つに収まっているのは、
「誰でも、どこからでも、開発できる」と言う事です。
今後このような使い方や開発環境が増えるのは望ましいと思います。
今のところ環境センサーを使って試しているだけですので、次は何かを制御することにチャレンジしてみたいと思います。