2019/09/01
業務改善
ITの使い方:音声でのチェック
こんにちは。経営とITコンサルタントの山口透です。
私は大阪の私立大学で非常勤講師をしています。
約200名近くの経営学部の生徒さんに対して
生産管理を教えています。
経営学部の方に向けた授業なので、
生産管理の概要やものづくりの大切さ、
製造業の楽しさを教えています。
大学は、8月が定期テスト期間です。
テストは紙で行い採点は手動です。
採点を行ったあと点数をExcel シートに入力し、
これを大学のシステムにアップロードして成績が確定します。
採点をするのはいいのですが
この Excel シートに入力する時は非常に緊張します。
生徒の単位に係るので、点数を間違わないように最新の注意を払います。
入力チェックとして三度の目視チェックも行いますが、
最近は Excel シートに入力したデータを
パソコンに読み上げさせています。
作業は、パソコンに「45」「60」「73」などと
数字を読み上げさせながら、
私の手元の採点したテストの点数を付き合わせます。
こうすることで一人の作業でも
第三者の声のようなイメージで
冷静になってテストの点を確認することができます。
音声の読み上げは、ワードやエクセルで簡単にできます。
このコラムの文章も、読み上げ機能を使って確認しています。
少しだけ日本語のイントネーションが変な場合や
「IoT」などIT用語に弱いようですが、
概ね正しく読み上げてくれます。
いずれも、自分の書いた文章や入力した数字が正しいかどうか
目で見るチェックの他に、耳で聞いてチェックすることができ
一人でも二重、三重のチェックになると思います。
エクセルに大量の数字を入力するような方は
一度この方法を試してはいかがでしょうか。