「まず、何から始めればいいの?」
新しいことを始めるときや、
実行項目が多すぎるときに、
よく出る言葉です。
コンサルティングの現場では、
問題・課題を分析していくと
企業の中で実行項目がいくつも出てきます。
多くの社長は「何をやらなければならないか」は、把握しています。
そして、経営者層のメンバーや担当者に指示をしますが、
彼らは、「何から始めればいいか」がわからないことがあります。
これは、手順がわからないということもありますが、
具体的なアクションや、
その難しさをイメージできていないことがあります。
他に、「難しい」というイメージだけを持ち
それ以上考えても、難しさを払拭できないため次に進められない
ということもよく見受けられます。
この対処方法としては、
具体的な行動に細かく分解することです。
何をやるべきかを階層上に書き出すことです。
例えば、
「新規顧客開拓をする」
という大きなアクションを決めたならば、
「新規顧客のイメージやターゲットを絞る」
「ターゲットに合った新規顧客のリストを作成する」
「リストに上げた顧客へのアポイントをとる担当者を決める」
「順番にアポイントとる」
というアクションに落とし込みます。
そして、その次に大切なのは、
「今日やること」「明日やること」「明後日やること」
は何かを決めることです。
「今日やること」は、今週中もで良いですが、
本当にすぐに取り掛かり、短期間に達成する行うアクションです。
「明日やること」は、来週中でも良いですが、
短期間だが、「今日やること」より達成次期が少し長いアクションです。
「明後日やること」は、上記以外で達成するアクションです。
ただし、「明後日やること」は、「今日やること」や「明日やること」に
細分化されていないことが多いので、
毎回見直して「今日やること」や「明日やること」に変えていきましょう。