先日、製造業向けアイデア発想の研修を行いました。
なぜ「ITと経営のコンサルタント」の私が
「アイデア発想」の研修をやるのか?
という疑問があるかもしれません。
最近は、ITを活用した新サービス開発の
ファシリテーターの役割を担っています。
また、新商品や新サービス開発し販売していく
という販売戦略の立案も行っています。
今回はアイデアを発想するというところだけに絞って行いました。
ただアイデア発想をするためには
インプットが重要です
今回の研修では、
知らない方同士が集まったこともありますが
参加者は、思っている数以上ほど
アイデアが出なかったという話がありました。
これには、
日頃の情報収集(情報のインプット)を意識して
行なっているかということによるようです。
毎日同じ時刻の同じ電車に乗って会社に行くと
同じ景色を見てしまい、日常は変わらないものだという
ことを無意識に植え付けてしまいます。
そうではなく、毎日同じ通勤経路を通っていたとしても
着目するポイントを変えて
雑多な情報を頭に入れておくことが必要です。
今回の研修では
カラーバスと言われる手法を使って
情報を収集してくださいという宿題を出しました。
カラーバスは
特定のテーマやキーワードに着目して
情報を集めるということをします
今回は、通勤途中で、
「原色に近い赤色のものを探してください」
と言いました。
電車の中での会話やYouTube を見る場合であっても
他の情報の入手は後回しにして、特定の分野
(例えば、「2歳の赤ちゃん」や「食べられる花」など)
に着目して情報収集します。
こうすることで、印象にも残りやすく、
「なぜこうなっているのだろう」という
思考を巡らすきっかけになります。
また、何かの機会でまとまった話を
行いたいと思います。