経営に強いIT部長のブログ

2020/06/01 オンライン オンライン授業

私は大学で非常勤講師をしています。

多くの大学がオンライン授業になったようで、
私が教えている大学も同様です。

大学は、
ある程度eラーニングシステムが整っていると推察されます。

私が講師をしている大学で導入されているeラーニングシステムは、
主にリアル授業の補完という位置づけになっています。
eラーニングシステムは、
・出席を取る、
・レポートを提出させる、
・テストをする、
などの機能があります。

今回の新型コロナの影響があるため、
このeラーニングシステムと、
大学で使えるクラウドシステムの併用という進め方になりました。

具体的には、
テキストの公開や学生とのやり取り、テストの実施などは、
大学のeラーニングシステムを使います。

授業は動画で撮影して公開します。
動画の撮影と公開は、
Web会議システムの一つであるGoogle Meetsを使いました。

つまり、学生とのやり取りをする入り口は大学のeラーニングシステムにして、
動画の撮影と公開というeラーニングシステムの範囲外(リアル授業)の部分は、
一般的なクラウドシステムを使うという方法でした。

一般的なクラウドシステムといっても、
G-suiteというGoogle の企業向けサービスです。

セキュリティーも確保されており、悪くない環境だと思います。

4月から始まり、
講師側や生徒側でも
・「通信環境がない」
・「教科書が届いていない」
・「コンテンツを作るのが面倒」
などいくつかの声が上がりました。

非常事態宣言が解除されたあとは、
9月までの春学期はオンラインで実施することになりました。

何名かの講師側や生徒側に確認しましたが、
6月1日の時点では、一言でいうと「慣れた」ようです。

私はITを推進するのが仕事なのでオンライン授業は賛成です。

「いつでも」「どこでも」「学ぶことができる」というのは
教育を受ける立場からすると夢のような環境だと思います。

秋学期になると、対面授業が再開されると思います。
今のこの状況で「良かった点」を噛み締めて、
それを続けられるようなご支援を進めていきます。