2021/07/01
中小企業診断士
従業員の数に関係なく、中小企業でも情報共有は重要です。
従業員の数に関係なく、中小企業でも情報共有は重要です。
ある小売業では、この情報共有のツールに LINE WORKS を使っています。
この企業は社員が40名ほどなのですが、6店舗あり、全員が直接日々会って話をすることがなかなかできません。
商品は、6店舗とも同じものですので情報交換が必要です。
これまでの情報交換は、メールや電話や FAX 等で行なっていました。
それを LINE WORKS に置き換えたのです。
単なる置き換えではなく、カレンダーやファイル共有など、これまでは一部の方だけが行なっていた、データの共有も積極的に行うようになりました。
さらに、どのような情報を、どのグループで共有するかという、情報共有の運用方法そのものも共有をしています。つまり情報共有だけでなく運用のやり方を共有し、改善しているのです。
これらがうまくいったのは、従業員の意識の改革もありますが、ツールとしての要因は LINE であることだろうと想定できます。
情報共有するビジネスチャットツールには、 SlackやChatworks等、ビジネス的なものが多いのですが、LINEは普段のコミュニケーションツールとしてよく使われているため、使う人の心理的ハードルが下がるのだと本当に感じました。
このような感覚は、言葉では伝えにくいので、ぜひ皆さんが一度試してみていただくと良いと思います。